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日本人の国際結婚 

〜カナダからの報告〜
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「レオニー」の松井監督をトロントへ
 レオニーDVD

その後も引き続き松井久子監督をトロントにお招きして、「レオニー」の映画を鑑賞し、同時に監督の講演が実現できるようなイベントを開催したいと、可能性をあれこれと探っているのです。

10月下旬に近い現在の状況は、ほんの1週間ほど前に、監督ご自身が外国向けにフィルムを再編集していた作業が終わられたとのこと。

そしてAmerican Film Market (AMF)  http://www.americanfilmmarket.com/が、今後この再編集したフィルムを持ってカナダの配給会社を探すという方法を取るとのことです。結果が上手く行けばトロント日系文化会館(JCCC)での試写会もありうると言うことになります。

今は監督も「お互いに連絡を取りながら、前向きに協力し合ってJCCCでの上映の時期を決めて頂けるとありがたい」とおっしゃっています。

是非、実現に向けて一歩一歩前進したいと考えています。

 ばら

ばら
行く秋の名残りを惜しむかのようにけなげに咲くバラを見つけた


こんなやり取りを監督としている間にも、私の廻りで同じようにこのイベントに興味を持って下さる友人たちが、興味あるサイトを探しては私に送って下さいます。

イサム・ノグチに精通している方たちには遅いニュースかと思われます。でも過去のイベントを振り返るという意味で、ご覧になるのも一興かと思います。

http://blog.myleonie.com/?eid=978545

 

次のサイトは、2010年12月11日のものですが、レオニー・ギルモアの伝記を書かれた作家(Edward Marx)へのインタビューが載っています。

この方はアメリカ人で愛媛大学の教授をしているようですが、書いた伝記を日本語訳にするため、翻訳チームを立ち上げて皆さんが協力しながら出版にこぎ着けるように頑張っているとのニュースです。
出版予定は2011年末頃とか。
とにかく興味のあるものです。

http://www.h.ehime-u.ac.jp/~marx/YN/LG/interview101211.htm

 

以下はとても長いのですが、国際基督教大学の星野文子氏による「近代日本における、ある異邦人の宿命」と論文です。

http://subsite.icu.ac.jp/org/sscc/pdf/hoshino_42.pdf


最後にイサム・ノグチとかかわりの深かった琴演奏者、川村京子さんとその夫君で建築家の川村純一氏の講演会と演奏会の報告です。優雅な一夜であったことでしょう。

http://www.sakurashop.co.jp/contents/item/655/catid/63

ではまた次のご報告まで。



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DVD「レオニー」を見て
 夏の花畑
                                                    

日本にお住まいの方はすでにご存知でしょうが、日本では「レオニー」のDVDが発売になりました。

トロントに住む私は、あるつてを通して先日それを見る機会に恵まれました。

まるで“恋焦がれた想い人”にでも会うような気持ち(笑)で、胸の高鳴りを抑えることができませんでした。でも映画は、その興奮と期待を全く裏切ることがない素晴らしい出来でした。

レオニーDVD

           〜*〜*〜

すぐに松井久子監督に以下のようなメールを送り、そのご返事も頂きました。


私のEメール:


2011年8月30日


夕べ「レオニー」を鑑賞しました。

そして感動で体が震えるほどの思いを味わいました。

予想した通りの出来で、見事です!

ドウス昌代さんのあの長い原本にかなり忠実に描いておいでで、脚本制作のご苦労の程が偲ばれました。

 

今まで息子のイサム・ノグチのように、世に知られることがなかった母親や妹アイリスのことなどが、映像を通して見るとより鮮明になり、その視点から彫刻家のバックがさらに明らかになっています。

 

もちろんどの映画もそうであるように、そこここで「もう少しこうであったら」とオウディアンスとして勝手に思う点が何ヶ所かあります。

でも、それを超えても当時の日米の政治的なバックと、米次郎の人となりとを絡めた「一人のアメリカ女性の生きた歴史」に焦点を当てられたこと本当に嬉しく思います。

 

また映像がきれいで、感動する場面が幾つか心に残りました。

例えば、レオニーが日本に行く時、埃を舞い上げて去っていく馬車を遠方にしてブランコを前面に出した場面など、カルフォルニアの明るい日差しと、人の乗っていないブランコの空虚さが見事な対照的をなし、切なさがつのりました。

 

でも欲を言えば、エンディングがとても残念です。年老いたレオニーをモエレ公園に座らせる必要があったかと大きな「?」マークを感じました。

イサム・ノグチの最後の作品を出す意味は分かるとしても、もう少し幻想的な場面で締めくくって欲しかったと思ったりしました。

 

〜中略〜

また、現在と過去が何度も入れ替わるため、かなり神経の集中が必要ですね。これは私のように、よくイサム・ノグチの過去を知っていても多少感じました。

 

一鑑賞者の勝手な感想をお許しください。

 

でも何と言っても、やはりもっと多くの一般の人が鑑賞出来るように願っています。

先回のメールで、僭越ながらトロントのReel Asianの映画祭のご案内をいたしました。

お忙しい毎日であろうこと想像に余りあります。

お体ご自愛になり、ご活躍をお祈りいたしております。

 

サンダース宮松敬子

 


松井久子監督のご返事メール:


2011年8月30日


〜前略〜


頂いたご意見はいちいち納得です。今作っている海外版は最後のモエレ沼のシーンはカットしています。時間軸も日本版よりは解りやすく作っており、全体の上映時間は100分と大分短くなりました。


その海外版は9月いっぱいで完成して、11月のアメリカンフィルム・マーケットから海外のディストリビューターに買ってもらうことになっていて、もちろんカナダにも営業をかける予定です。


〜後略〜


松井久子


           〜*〜*〜

 

私は、余りの素晴らしさに我慢できず、友人で大型スクリーンを持っている方の家に押しかけ、他の友人も2,3人をお誘いして再度鑑賞しました。以下はその時の友人たちの感想です。

 

彼女自身もアーティストの友人は:

 

「素晴らしい映画でした。1時間40分くらいに凝縮すればもっと良い映画になるでしょう。

しかしながら、非常に複雑な想いに囚われました。

ヒッピーの前身のような生活を送る祖母、日本とアメリカを流転した挙句、貧困のうちに施設で人生を終える母。同じく流転のうちに孤独な生涯を送ったイサムと、行方知れずの妹アイリス。

自分の内から湧き出る言葉のみに耳を傾けると人生は、どんどん一般の軌道を外れていきます。当然生き難くなって行きます。

花開く開かぬは別にして、アーティストというのは磁石を持たずに旅をする人種のように思われます。」


もう一人の友人の感想は以下のようで、加えて面白いサイトをインターネットで見つけて送って下さいました。

「観終わってすぐ、もう一度観たいと思いました。人と人との出会いから始まる人生の魔か不思議さ、面白さ、哀しさが一杯詰まった映画ですね。今度は、是非、劇場で観たいものです。」


松井久子監督 
+ 建築家 の話

http://www.jipat.gr.jp/cms/uploads/2011/05/Salon_de_IP_2010.pdf

(比較文化論文)

近代日本における、ある異邦人の宿命

    ヨネ・ノグチの再評価に向けて̶  星野 文子

http://subsite.icu.ac.jp/org/sscc/pdf/hoshino_42.pdf



でも、一足先に鑑賞したある友人はこんな感想を持った人もいました。

「DVDを見ましたが、非常にながく(138分)ドウスさんの本を忠実に再現してる印象を受けました。映像は綺麗で、時代背景や設定は面白いのですが、レオニーへのフォーカスがボヤケているようで、残念ながら心に残る作品ではありませんした。」

本当に人はそれぞれだな、としみじみ思ったものです。

 

           〜*〜*〜

以下は日本で発売になったDVDのインフォメーションです。素晴らしい映画は後になって再度見たいと思うことがあるものです。その時のために:

天才彫刻家イサム・ノグチを育てた母−−レオニー・ギルモアの波乱にみちた生涯


発売元:角川映画
販売元: 角川書店
カラーモード:カラー 
©2010レオニーパートナーズ合同会社

DVD セル:レオニー

発売日

2011年07月22日

価格

4,700(税抜)¥4,935(税込)

発売元

角川書店

販売元

角川書店

品番

DABA-4023

本編時間

132 分

カラーモード

カラー 

ディスクサイズ

片面2層 

画面サイズ

 スコープサイズ

音声仕様

ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/オリジナル(日本語)

字幕

日本語字幕

英語字幕

JAN

4988111240231

 

特典情報

<映像特典>
・メイキング(約30分)
・松井久子監督インタビュー(約10分)
・劇場予告編

<封入特典>
・4P解説書


 
   
夏の花畑

映画の終了近くのシーンに、レオニーがこんな花の咲き乱れる野原に
          身を横たえるシーンがある





 

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映画「レオニー」の松井久子監督からのご返事(2)

松井久子

映画「レオニー」が、トロント映画祭に出展可能かどうが分かるのが7月末とのことだったため、逸る心を抑えかね松井久子監督にメールを送った。
以下はその返事である。
 
2011年8月2日
宮松敬子さま
いつも温かなお便りをありがとうございます。
私は今ロスにいて、丁度ご連絡さし上げようと思っていた所でした。
実は残念ながら、トロント映画祭の選には漏れてしまったとの知らせが2日程前にありました。

 
submitの締め切り期日までに再編終版の完成が間に合わず、中途半端なままで審査を受けたことも理由の一つとは思いますが、トロント映画祭は世界中の大きな映画が集まる激戦区ですから、もともと無理だったかもしれません。

 
〜中略〜

 
そして、これまではあくまでトロント映画祭を目標に(人に)任せてきましたがその成果が出なかったからには、監督の私が再編集をやり直すことで了解して欲しいと伝え、目下またまた直しの作業に入っている所です。
 これが完成するのは9月末頃。


その後こちらのセールス・エージェントが、北アメリカはもちろんのことヨーロッパやアジアや、世界中にセールスして歩くことになっていています。

〜中略〜

カナダ配給の可能性があるうちはセールス・エージェントとの契約上、私が勝手に作品を扱うことはできないのです。
いずれにしても、完成直後から温かな関心を寄せてくださっている宮松さんには早く観て頂きたいですね〜。

日本では7/22にDVDが発売になりました。
それはあくまで日本公開版(132分)で、今作っているのが海外版(約100分)です。

〜中略〜

 
ほんとうに、トロント映画祭でお会いできると最高でしたのに…残念でなりません!
海外版のお披露目は11月のAFMが最初になると思います。
期待させながら、力不足で本当に申し訳ありません。
取り急ぎのお詫びとご報告にて。
松井久子


2011年8月2日
松井久子さま

 
おお、何と言うことでしょう!!
さぞ落胆なさっておいででしょうこと、想像に余りあります。
最初からご自分でおやりになれば良かったと思っていらっしゃるでしょうね。
私はトロントの映画祭で、スポットが当たる舞台に登る松井さんを客席から拝見するシーンさえ夢見たほどです。

 
しかし今までも幾多の困難を乗り越えて人々の心に残る作品を制作なさって来られた松井さんのこと、今ご自分で再編集なさったものがいつか日の目を見ることを心より願っております。
それでなければ、余りにもむなし過ぎます!!

 
余談ですが、去年トロント映画祭に出展した萩山直子監督の「トイレット」も、努力の甲斐なく選ばれなかったとのこと。もちろんトロントで撮影されたことなどは得点にはならなかったようです(笑)

 
〜中略〜

 
私にとって映画の再編集の仕事などは領域外のことで想像することしか出来ませんが、地道でたゆまぬ作業が続くのでしょうね。


どうぞお体をご自愛なさり、次へのステップを切り抜けて下さいますようお祈りいたしております。
いつか又お目にかかれる日がありますことを!!

 
サンダース宮松敬子



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松井久子監督からのご返事(1)
皆様

今回のblogは下から読んで下さい。


 レオニー

2011年6月10日(金)

松井久子さま
 
ご返事嬉しく拝読致しました。
しつこく催促するようなメールで、失礼にならなければと思いつつ再度のメールをお送りいたしました。監督の現在の状況を知り、ことのほか嬉しく思っております。
 
そうですか、トロント映画祭にアプローチなさっておいでなのですね。
何があっても(笑)是非とも実現することを心より願っております。
日本人ばかりではなく、北米の一般の映画館で上映されて、こちらの人の目にも触れることが出来ればそれに勝るものはありません。
 
最近、ドウス昌代さんの「イサム・ノグチ 宿命の越境者」を再読しました。
2000年に牟礼のイサム・ノグチ庭園美術館を訪れた時に、出版されて間がなかったこの本を買ったのです。
「ついに出たか!」と、そんな思いを感じながら、トロントに戻る飛行機の中で心躍らせながら通読した感動を再度味わいました。
 
それにしても類まれな彫刻家ですね、彼は!
アメリカで生を受け、3歳で母親とともに日本に渡り、13歳で一人アメリカに戻った生い立ち。そしてその後の陰と陽の交差した人生・・・。時に深く感動し、時に涙し、時に笑いながら再読しました。
 
もちろん彼に関しては、映画やドキュメンタリーを含め多くの読み物もありますが、母親にスポットが当たったことはなかった事を思うと、「レオニー」の映画が本当に待たれるのです。
先のメールにも書きましたように、去年の秋に訪日した折りに、こちらに戻る数日後に上映されるのを知った時はギリギリと歯ぎしりしました。(笑)
 
是が非でもトロントで鑑賞させて頂きたいと切望しております。
朗報をお待ちいたします。
 
お元気で。
 
サンダース宮松敬子

レオニー

2011年6月9日(木)

宮松敬子さま
 
ご返事が遅くなって申し訳ありません。
 
実は今NYにおりまして、海外配給の可能性を求め再編集しているところです。
日本で公開されたものは132分ですが、それをもう少し短くして
ウエスタン・オーディエンスに理解しやすいように手を加え、
できたところでToronto映画祭にアプローチすることになりました。
 
もしToronto映画祭でacceptされれば宮松さんのご要望にも応えられると思い丁度ここに来て、メールを差し上げようと思っていたところです。

Torontoで採用されなかった場合は、いかにしてトロントの皆さんに
観て頂くか、ご相談させていただくつもりですが、まずは映画祭の
結果をお待ち頂けるでしょうか?
こちらのプロデューサーの予測では、遅くとも7月末までには結果が
出るとのことです。
 
変わらずお心にかけて頂いておりますことに感謝しながら
我がままを申し上げますが、もうしばらくの間お待ち頂けますよう
よろしくお願い申し上げます。
 
取り急ぎのお詫び方々、ご報告にて。
 
松井久子
 
レオニー

2011年6月9日(木)

松井久子さま

5月12日に、お正月以来4ヶ月振りにメールを送らせて頂きました。それからまた1ヶ月ほどが過ぎております。

その後ご返事を頂けないままになっておりますが、如何お過ごしかと再度メールを送らせて頂きます。

お正月に頂いたメールでは、4月には外国で配給できるかどうかの結果が出る予定とおっしゃっておいででした。

もちろん3月の未曾有の天災により、日本が大変な事態になっていることは、外国住まいでも十分に承知いたしております。

そうしたことが何らかの形で、監督のお仕事にも影響しているのかと想像を巡らしております。

こちらも監督をご招待して、トロント日系文化会館にて映画を上映出来たらと思っておりましたが、先回のメールにも書きましたような事情でこの時期にそれは無理なようです。

しかし、もし可能なら上映の版権を頂き、映画だけでも上映できればこの上ない喜びです。

現状況がどのようになっておいでか、お忙しいこと十分承知ながらご返事を頂ければと願っております。

サンダース宮松敬子



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映画「レオニー」(松井久子監督)への変わらぬ想い
松井さん

5月12日に、彫刻家イサム・ノグチの母親を描いた映画「レオニー」を作られた松井久子監督に以下のメールを送った。

これは、今年1月に不躾ながら初めてメールを差し上げて、松井監督にいらして頂き、トロントでこの映画を上映することが可能かどうをお伺いした後、2,3回監督とメールのやり取りをさせて頂いて以来久しぶりのもの。

今日(5月22日)までにまだご返事を頂いていないが、外国での上映の可能性はどうなったか、またこちらにお呼びしたいと思っていた当初の計画が、今のところ 難しくなっているのを受けて正直に書いたのが以下のメールである。

どんなご返事が頂けるか心待ちにしている。

松井さん

松井久子さま
 
最後にメールをお送りしてからすでに4ヶ月余りになります。
トロントも遅い春がやっと巡って来た感じで、木々の緑が美しい季節になりました。
 
日本は、3月11日に起きた未曾有の災害によって、国を挙げて大変な日々を送る事になってしまったことお見舞い申し上げます。
松井監督におかれては、あれからの月日を如何お過ごしかと案じております。
 
カナダも世界の多くの国々と同じように、日本に深く想いを馳せ、心からその後の行方を見守っております。

また義援金集めのための数え切れないほどのイベントが、今もなお各地で実施されており、
カナダ人、日系人、日本人移住者、一時滞在者などが力を合わせ、少しでも多くの寄付が日本に届くよう頑張っております。

 
アメリカと違って、カナダからのそうしたニュースが日本に流れることはないのは残念ですが、ここからの想いが少しでも被災者の方々に届くことを皆心より念じているのです。

 
 
さて本題に入らせた頂きます。

その後、映画「レオニー」はどのような状況に置かれているのでしょうか。
 
最後に頂いたメールでは、海外での配給を目的にしておいでとのことで、その結果のメドが4月ごろには付くとおっしゃってました。

その件に関して大きな前進があったのかどうか、或いはまた、この災害のためにいまだ先が見通せる状態ではないのか、お伺いしたく再度メールを差し上げる次第です。

と書きながら、実は率直に申し上げて、映画は本当に心より鑑賞したいものの、こちらから費用をお出しして松井監督をトロントにお招きすることは、今になると無理があるようです。
 
と言いますのが、上記のように、この災害のためにもうそれはそれは数え切れないほどの義援金集めのイベントが開催されているため、ここに来て「レオニー」上映のための資金集めが可能とはとても考えられない状況になってしまったのです。
 

年始にメールを差し上げたときには、いろいろな人々を動員して「素晴らしい映画を鑑賞しよう!」と銘打ち、そのための資金集めのイベントをしたいと考えておりました。しかし3月半ば以降は、災害地への義援金集めが目白押しなのです。

先日トロント日系文化会館(JCCC)のジャームス・ヘイロン氏とお話しする機会がありました。

その時、少なくともJCCCで上演する版権についてだけでもお考え頂けないかとおっしゃっていました。私もそうあってくれたら、どんなに素敵かと思っておりますが・・・。


 
また付随ですが、NYにでもお越しの帰りにここに立ち寄られることなどが可能なら、トロントでのお宿だけは、私の友人で文化関係の事柄に非常に理解を示して下さる方が「どうぞお泊まりになって下さい」とおっしゃって下さっております。JCCCからも近いそれは素敵なお宅です!

大変にお忙しい日々をお送りのこと、想像に余りあります。

お時間のある折、メールを頂ければこれに勝る喜びはありません。

お元気で。
 
松井さん
近所に咲く春の花々


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リスボンで見つけた国際結婚
私は3月半ばに2度目になるポルトガルの旅に出た。

先回は2年前の2月で、南端のアルガルベ地方に行った。
だが、ここはヨーロッパ有数の避寒地で「ポルトガルらしさ」は余り見られなかった。

そこで今度はリスボンに飛び、そこから車で北上し、途中で2泊ほどしてポルトガル第二の都市、世界遺産にもなっているポルト(Porto)に行く計画を立てた。


トロントからは飛行機で7時間ほど。
厚い雲に覆われた春まだ遠しの北国の寒空とは打って変わり、リスボンの青空は何と明るく晴れ晴れとしていることか!

ポルトガル(バス表示)
観光バスの説明には日本語も含まれている

ここにも日本からの旅行者がたくさん来ることを物語るのは、観光バスの録音された案内に日本語が含まれていることと、ホテルや観光名所に「スリ・置き引きに注意!!」と書かれた張り紙が目立つからだ。

リスボン(スリのサイン)

「おやおや、これは注意しなければ!」と我が身に言い聞かせていたものの、到着2日目に私も危うくその犠牲になるところだった。

 リスボン(市電)
期限付きのパスを買うと乗り降り自由のトラム

トラムとよばれる市内を走る市電に乗って、名所の一つ「“発見のモニュメント・エンリケ航海王子”」と「ジェロニモス修道院」を見に出かけたときのことだった。


ひどく揺れるトラムを降りようと出口に立ってドアが開くのを待っていた時のこと。
後ろから私を押す人がいて「何だろう?」と思い振り返ったのだが、何しろトラムは大揺れ。その人の足を踏まないように必死で立っているのが精一杯だった。

リスボン(トラムの道)
トラムは狭いくねくねと曲がった道を勢いよく走り抜ける

混雑する場所では、ショルダーバッグを前に持ってきてしっかりと手で押さえていたのだが、その時は不注意にもほんの少しだけ体の横に下げていたのだ。

しかしその不自然なまでに身体を押してくる様子に、私は瞬間的に「スリだ!」と気付いたのだ。と同時にトラムは停まった。

そして2段ほど降りた停留所で、私は後ろに立つ若い女性の二の腕を掴み「Aren't you a pickpocket!?(あなたスリでょ!?)」と怒鳴った。

私の大声に女性は驚き「失敗した!」と思って逃げようとしたが、女性のすぐ後ろに私の夫が立ったことで身動き出来なかったため諦めたのだろうか。掴まれた腕を放そうともがく事もしなかった。

スリも驚いただろうが、私だって心臓はドキドキで手が震えているために、うまく自分のバックが開けられない。

それでも私は、彼女の腕をしっかりと掴み「Stay there! (そこにいなさい!)」と言いながら、自分のショルダーバッグを開けて(半分開いていた)パスポートと財布を確認した。

後から考えてみると、彼女は市電の出口近くで私を不自然に後ろから押していた時、自分のジャケットで私との隙間を隠していたようだ。

「これほどまでに注意していたのに!」と、自分のふがいなさにあきれると同時に、掴んだ二の腕の細さに胸の痛さが一層増した。

瞬時の写真を撮り慣れている私は、自分の持ち物の安全を確認して彼女の腕を放してからすぐに、カメラを取り出し逃げるように走る後姿を撮らえた。

ポルトガル(スリ)
 スリをしそこなったスリの女性

私はすぐに落ち着きを取り戻したものの、何かひどくユウウツな気持ちにさせられた。

その後観光名所を廻ってから、在リスボンの日本大使館に出向き、ポルトガルにおける日本の惨事に対する反応を取材した。

その記事は「カナダ社会考」をご覧頂きたい。http://canadashakaiko.canadajournal.whitesnow.jp/


大使館で頂いたインフォメーションで、ポルトガルの男性と結婚した日本女性で、リスボン市内でカステラを食することが出来る喫茶店(Castela do Pauloを経営するドゥアルテ智子さんに会いに行った。

リスボン(店の入り口)
お店の入り口(中央)

     ポルトガル(カステラ店)
       沢山の甘いものが売られている

リスボン(すし屋・カステラ) 
   このデザートは市内の日本レストラン   
「KANPAI(乾杯)」で食べたもので、智子さんのお店から仕入れている


しかしこの時私は、ポルトガル特有のタイルを展示する「アズレージョ美術館」を訪れる前で、閉館までに時間が余りなかったため、留守だった智子さんをお待ちすることができなかった。
今でも心残りである。

リスボン(アズレージョ)

リスボン(アズレージョ)

智子さんの
URLhttp://www.mirokuya.co.jp/mlmag/archive/vol290.html
国際結婚をして、ポルトガルで頑張る日本女性の奮闘記がつづられていて興味深い。

ここにはリスボンにおける日本人たちの、災害に関する活動も記されている。


さてここで、リスボンで見つけた日本レストラン「KANPAI(乾杯)」(2H Calcada da Estrela,37)にも言及しよう。


それは街の中心地から少しはずれた場所にあるのだが、日本人のお寿司屋さんと比べ何の遜色もないレストランである。

リスボン(すし屋)
  オーナーのJoao Soaeloさん

     リスボン(すし屋・助手)
     助手の男性はまだ今年から見習いを始めたとのこと。彼も中々の腕

考えてみれば当たり前かもしれない。
今時日本食は「世界の料理」となっていることを思えば、リスボンにも日本レストランがあるのは当然と言えるだろう。

しかしトラムに乗ってホテルに戻る時、ヒューっと目に飛び込んできたのがこのレストランの看板で、ちょっと驚いたのは事実だった。

私は旅行中に「どうしても日本食が恋しくて・・・」ということはないのだが、予期しなかったことだったため“興味津々”で、思わず市電から降り夕食をすることにした。

リスボン(寿司)

                  リスボン(寿司)

ポルトガルは夕食の時間が遅く9〜10時頃にピークを迎える。幸い私たちが入ったのは7時半頃だったため空席があったが、帰る頃には一杯のお客さんだった。


「KANNPAI」は主に北欧の国々からの魚介類を使い、またマグロはリスボンの南西900kmにあるポルトガル領・マデイラ島から来ると言う。

この島で獲れるマグロは、特に日本向けに出荷しているとかで、オーナーのSoaeloさんはそこから買うそうだ。

風評で厳しい商売を余儀なくされている日本を始めとする外国の日本レストランが多い昨今。「カンパイ」が無事であることを心から願っている。


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「イサム・ノグチ」上巻 ドウス昌代著
3月8日(火)

それにしても、ドウス昌代というドキュメンタリー作家は何と“すごい人”でしょう!

イサム・ノグチ上巻


昨夜、彼女が書いた講談社から出ている「イサム・ノグチ 宿命の越境者」の上巻を再読し終えました。

主人公である彫刻家の人生は、書いて残すに十分余りあるものですが、その84年に及ぶ足跡の一歩一歩を丁寧に掘り起こし、書き込んで行ったドウス昌代という作家の筆さばきに、私は感嘆し、感動し、そして脱帽してしまいました。

この本を買ったのは2000年10月。香川県高松市・牟礼にある「イサム・ノグチ庭園美術館」でのことですから、もう10年以上になります。
もちろんその時すぐに上下巻を読んだ記憶はありますが、詳細はすっかり忘れていました。

しかし今回、映画「レオニー」を創られた松井久子監督とのメールのやり取りをして、私が惚れ込んでいる彫刻家の母親の過去を、この本を再読することで改めて知りたいと思ったのです。

先回(1月16日↓)のblogに書いたように、松井監督はご自分の作品を北米向きに編集し直しているとおっしゃっていました。

それを持って北米(多分NY?)での上映が可能かどうかを探ると言うことでしたが、その後どうなっているかご返事を頂くのが本当に楽しみです。
それが分かるのは4月ごろという事でしたから、まだ一ヶ月はありますが、実に待ちきれない思いです。

もし北米の一般の映画館で観ることができたら、なんと素敵でしょう!

でもその可能性がない場合は、フィルムを持ってトロントに来て下さるとおっしゃっています。
前作の「折り梅」も上映したトロント日系文化会館で、再度松井監督をお迎えできたらそれもまた素敵です。



イサムノグチ上巻

私は、10年の間にうろ覚えになってしまった彫刻家の生い立ちと、彼の母親の過去を、今度こそしっかりと記憶に留めようとスティッカーを貼りまくりながら読み進めました。(笑)


第一章:母と子(1904年〜)

イサム・ノグチ上巻

1:ヨネ・ノグチ 2:レオニー・ギルモア 3:異邦人の恋 4:宿命の子 5:父の国へ 6:まぼろしの故


第二章:オール・アメリカン・ボーイ(1918〜)

イサム・ノグチ上巻

1:インターラーケン校 2:父代わり 3:イサム・ノグチを名乗る 4:パリの青春
5:東洋への巡礼 6:母の死


第三章:かたつむりの歌(1934〜)

イサム・ノグチ上巻

1:メキシコの蝶=フリーダ 2:父の国と母の国の決裂 3:ポストン強制収容所
4:マクドゥガル・アレー 5:瞳にきらめく明星=ナヤンタラ 6:インドへの道

表紙の裏には:

「僕の物語を書くとしたら、すべては父と母の生き方からはじめねばならない。今世紀初頭の、明治のあの時期に、母がなぜ日本へ渡ったのかというところからだ。いわば、ぼくという落とし子は、母がそのときに取った人生の選択の結果なのだ。

また、母の苦労と、母の期待が、ぼくがいかにして
アーティストになったかと深く結びついているはずだ。母が心に描いたもの、つまり母の<日本>とね。しかし、父は、母が描いたもののなかに納まるような存在ではなかった。

不幸にして、父には別の、つまり父自身が描いた絵があった。二人の出会いのその不幸な部分が、僕の育ちそのものなのだ。

〜後略」(原文のまま)

とあります。

引き込まれて、引き込まれて、上巻を読み終えました。
まだ半分の人生をたどったに過ぎませんが、何と壮絶で、かつ壮大な足跡を残した人でしょう!

この本が元になって、松井久子監督も「レオニー」を創る決心をしたとのことです。

しかし映像化するにあたっては、原作者と監督との間に『実在の人物を映画化するとき、フィクションはどこまで許されるか?』いうことで意見の食い違いがあり、作品の表記は「原作」ではなく「原案」となったということです。
お互いの言い分がとても良く分かる気がします。

私は引き続き下巻を読み進めますが、実際に生きた人の人間ドラマほど面白いものはないと、改めて感じています。


映画「レオニー」でイサムノグチを演じる勅使川原三郎

イサム・ノグチ上巻



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映画 「レオニー」追記
 1月16日(日)

お正月に思い切って映画「レオニー」の監督、松井久子氏にトロントからメールを送ってみました。
是非当地でこの映画を上映して欲しいとの恋焦がれる思いを心を込めて書いてみたのです。

映画の出来が素晴らしいことで、超お忙しいスケジュールであることは想像に余りあります。
返信を頂くのはきっと無理であろう思っていたのですが、あにはからんや、ちゃんと監督ご自身から返事が送られてきました。

レオニー

この真摯な態度が、彼女をして、あの感動的な映画を生み出したのでしょうか。

もちろん以前トロントに来られたことを覚えていらして、今度の映画に関しては:

「実は、日本ではすでに公開されたのですが、海外向けにはこれから海外
の観客に向けてもう一度編集し直し、新しいバージョンを作って上映会
という形の前に劇場配給の可能性を探る方向で準備を進めております」とのご返事でした。

加えて:

「もちろん海外配給の可能性を探った上で、それが難しいとなれば今回の
有難いお話を喜んでお受けしたいと思いますが、「レオニー」はもともと企画の段階から海外での配給も目的にして制作したものですから、その可能性を探りたいのです」とのこと。

是非、配給元を探すことができて、日本以外の国々の普通の映画館で上映されることを私は心から願っています。

年末年始に日本へ行った友人が、映画を観てプログラムを買ってきてくれました。

以下はその中からの数ページです。

レオニー

レオニー

レオニー


インターネットには幾つもの関連のWEBが載っていますが、監督のオフィシャルサイトには以下のようなツイッターの会話が見られます。

*『レオニー』芸術家イサム・ノグチの母レオニーの人生。懸命に自分の人生と子供、愛に向き合ったレオニーの生き方は、詩人の夫より芸術家然としてて勇気を貰う。十才の息子に家を設計させるなど信じる力がハンパじゃない!元旦初映画に相応しい骨のある作品。


* 
「レオニー」観ました。イサムノグチの才能は、母親によって開花されたのですね。才能だけでは、今のイサムノグチは無かったんだ。映像も良かったです。改めてモエレ沼公園に行きたくなりました

『レオニー』鑑賞完了。レオニーにはあの芸術家イサム・ノグチの母であり詩人野口ヨネの妻であり、また彼女も詩想の持ち主だった。アメリカと日本、国境を越えて届いた声が呼ぶものは「心のより深い所にある喜びや悲しみ」だったろうか?その生命に思いを馳せたい。 

* レオニーみてきました。何が凄いかというとですね、構成ですね。これはもう、構成の勝利ですね、女性生涯は実は苦手なのです。しかーーーし、飽きさせない。2時間もあったのに中だるみなし、いやぁ、すごい。女は強いよね。

レオニー

松井監督によると、外国での配給が可能かどうかは「4月頃には何らかのメドが立つと思います」とのこと。

最近、これほど「見たい!!!」と思う作品はそう多くはありません。

レオニー

ところで映画好きな私の、ここのところお薦めは、二コル・キッドマン、アーロン・エックハートの「Rabbit Hole」(邦訳題名不明)です。

最愛の息子を事故で亡くした中年夫婦の心の葛藤を描いています。
お互いに相手を思いやりながらも、息子の死に対する想いの行き違いによって、2人がまったく別の方向に歩みを進めてしまうかに見える・・・そんな物語です。


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映画「レオニー」
 イサム・ノグチ
 

長らく外国生活をしていると、心情的には生まれ育った故郷を懐かしく思う気持はあっても、日々の生活に不自由を感じることがほとんどなくなります。
それは人間の持つ「柔軟性」によって、意識・無意識の内にその地の生活に徐々に自分を併せていくからでしょう。

加えてトロントのような大都会では、特に食生活において、オリエンタル食品の入手に不自由することが少ないことも大きな原因とも思われます。

そんな生活の中で、私が感じる数少ない「日本に住んでいなくて残念!」と思うことの一つは、話題作の日本の映画、または商業ベースには乗らないもののキラッと光る自主制作の映画などをすぐに見られないことと、好きな作家の出版物を発売と同時に購入出来ないことです。

とは言え、周りの友人・知人の誰かが頻繁に日加間を往復しているので、購入を頼むのも可能ですし、また映画は少し我慢すれば何処かで必ずDVDを見つけることが出来ます。


でも2010年11月に日本で封切られた「レオニー」(KADOKAWA PICTURES)は、人気のある映画のようで、そんなに簡単にDVDが手に入るかどうか分かりません。

これは日米の血を引いた彫刻家、イサム・ノグチのアメリカ人である母親にスポットを当てた映画で、女性監督の松井久子氏の作品です。

すでにご覧になった人も多くいることと思いますが、めったにないことながら、トロント在住が恨めしく思われ、今ちょっとイライラしながら一生懸命待っているのです。

イサム・ノグチ

イサム・ノグチ
2010年秋の訪日の折に三越の近くのレストランで見つけた
「日本橋」というタウン誌に松井久子監督が紹介されていました


松井監督は、前作2本「ユキエ」(
賠償美津子主演、新藤兼人脚本) 「折り梅」(吉行和子、原田美枝子)http://www.oriume.com/などで知られる監督で、この2つは物語の舞台は違うものの、両方ともアルツハイマー病をテーマにしたもので深く心に沁みる作品でした。

そして今回の、彫刻家、イサム・ノグチの母親にスポットを当てた作品が第三作ということになります。
イサム・ノグチ自身に関しては、「静かな熱狂」(1994年 仲代達也、名取祐子)と題した映画があるのですが、彼の母親、レオニー・ギルモアが主人公の作品は初めてです。

http://leoniethemovie.com/



イサム・ノグチ
ノンフィクション作家・ドウス昌代さんが書いた
「イサム・ノグチ−宿命の越境者」発売は2000年4月でした。
私はその年の10月に西日本を中心に何ヶ所か講演旅行をした際に、
香川県の牟礼にある「イサム・ノグチ庭園美術館」を訪れて
購入しました

イサム・ノグチ
マンハッタン(ウォール街)にある作品「Red Cube」



私が恋焦がれるほどに好きな彫刻家イサム・ノグチ。そして今回はその母親の物語。私はこの映画を見たくて、今もういてもたってもいられない気持ちです。

将来トロントに松井久子監督共々いらして頂き上映出来たらどんなに素敵でしょう!
松井氏は「折り梅」の作品を持って数年前にトロントに来て下さいました。

再度そんなことが実現できればどんなにか嬉しいのですが・・・。

イサム・ノグチ
NYのLong Islandにある「The Isamu Noguchi Garden Museum」で
大枚を叩いて(笑)買った彼の作品“あかり”と沢山の沢山の
パンフレットなどのコレクション


今日は、せめて私がコレクションとして持っているイサム・ノグチの数々の写真、パンフレット、画集、ビデオを見ながら2011年に夢を託したいと思っています。

イサム・ノグチ

1996年3月に池袋駅近くのセゾン美術館で開催された
「イサム・ノグチと北大路魯山人 〜趣味の空間、モダニズムを超えて〜」の展覧会で買ったパンフレットを額に収めました

イサム・ノグチ
私が一番好きなポートレートと彼の残した言葉:
「作品は、なすがままにして、わざと完璧にしないのです。
もし、誰かが文句を言ったら、こう言ってください。
完璧なのは、面白みに欠けると!」

以下はNYの庭園美術館でイサム・ノグチ生誕百年祭の特別展を開催した際に訪れた時の写真です。

イサム・ノグチ

イサム・ノグチ

イサム・ノグチ

イサム・ノグチ

イサム・ノグチ

イサム・ノグチ


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函館で見つけた国際結婚
 10月の最終の1週間、私は青森の津軽半島から函館を一人でのんびりと気の向くまま、脚の向くままの旅を楽しみました。

写真一杯の旅日記は「All Around Me」に載せる積りですが、ここにはその旅先の函館で、偶然に見つけた一組の国際結婚カップルの話を書きましょう。

秋たけなわの函館の4日間は、本州(東京方面)が台風の影響で雨模様なのを尻目に、毎日暑くもなく寒くもない実に素敵な観光日和でした。

                     函館国際結婚

函館の街はとにかく脚で歩くか、またはバスや市電を利用して主な観光地に行くことが出来るようになっています。

ですから一度この街の地図を大雑把にでも頭に入れてしまうと、実に整然とした街創りになっていることが分り、(私以外は!)迷うことが少ないようです。

でもこの時期は日暮れが早く、5時過ぎにはとっぷりと暮れて、旅人には何やら心細い気がしなくもありません。

そんな初日の夕暮れ時、ホテルに急ぐ私の目にこんな看板が目に飛び込んできました。全く予期しない場所だったのです。観光マップにも余り書かれていないところを見ると、知る人ぞ知るの場所なのかも知れません。

函館国際結婚

とにかく文化会館とか歴史館とかいった場所がこよなく好きな私は、迷うことなく入ってみました。
でも一階はハムやソーセージなどを売るお店で、この歴史展示館は2階に位置しています。

                函館国際結婚

静かに階段を登ってみました。人は誰もいないものの照明がこうこうと照らされていて、展示場は静寂そのものでした。

私はゆっくりと時間を掛けて一つ一つのショーケースを丹念に見て周り、今まで(私は)一度も聞いた事のない“カール・W・レイモン(1894−1987)”という人物の足跡をたどって見ました。

「胃袋の宣教師」という異名を持っていたようですが、彼は(旧ドイツ)オーストラリア・ハンガリー帝国ボヘミア地方カルルスバード(現チェコ共和国)で生まれました。

14歳で食肉加工マイスターの教育課程に入学して修業し、18歳でベルリンの食肉会社「ハイネン・カンパニー」に就職し、その後ヨーロッパ各地・アメリカなどで加工技術や経営学を学んだとのこと。

そして帰国の途に着く時に日本に立ち寄って「東洋缶詰」に勤務し、日米合同の缶詰会社の仕事で1922年(大正11年)に函館に来たのです。

28歳になっていたカールは、そこで宿泊先にしていた旅館の娘勝田コウさんに出会います。

しかし当時国際結婚などが日本で許される筈もなく、ましてや函館という地方の街では難題も難題。しかし惹かれあった2人は、カールの生家であるドイツに駆け落ちしてハム・ソーセージ店を開きました。

2年後の1924年(大正13年)には無事に函館に戻り、正式に結婚して函館駅前にハム店を開き、30年に五稜郭に工場を設立したり、畜産指導のために満州に渡ったものの、何といっても戦争中のこと。

日本とは同盟国であったドイツ人ながら、「外国人」ということで迫害を受け、函館に戻ってからも工場を閉鎖されたりの辛苦の日々を送ったようです。

函館国際結婚

加えて、当時ハムやソーセージという日本人には馴染みの薄いものを、食生活に取り入れるようにさせるには、大変な努力と忍耐とが必要だったとのこと。

しかし晩年は勲5等双光旭日賞などを受賞し、93歳(1987年)で逝去したのです。

                函館国際結婚

カツさんとの生活についての詳細は、展示館の説明だけでは充分に伝わって来ませんが、上記のような書籍も出版されているようです。
また、階下のお店にはTVが設置されており、繰り返しカール・サイモン氏の業績をたたえるビデオが流されています。

時代や場所は異なるものの、横浜などと同じように港街だった函館にはありそうな話です。

でも当人たちの苦労はさぞやと、容易に想像することができます。

函館国際結婚


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